■眼の形成
目はお顔の印象を決めるキ−ポイントです。一重なのか二重なのかで印象はかなり変わります。それだけでなく、瞼の厚み（眼窩脂肪の量や皮膚の厚み）や骨格のつくりなど、もともとの形も千差万別です。個性を生かしその人にあった美しい瞼を作るためには、医師の経験が重要です。
●下垂手術
眼瞼下垂は先天的な方と後天的な方がいます。
挙筋前転術：主に挙筋という瞼を引き上げる筋肉につながる腱膜を瞼板に縫いつけます。（挙筋が効いている場合）。前転術ではコンタクトレンズを使っていたために、目の開きが悪くなった方や、年齢が高くなって腱膜が薄くなって、一生懸命額におしわを寄せて物を見ている方には、本当に喜ばれます。
腱膜移植：：眉毛の上と瞼板にに薄い筋膜（大腿広筋膜や側頭筋膜）を橋渡しするやり方。先天的な方以外では通常挙筋前転術で充分な場合が多い。
しっかり下垂が矯正されると眉毛の位置が下がります。そうすると、二重の幅は狭くなりやすいの。
この手術をしたら、ひどかった肩こりや頭痛がなくなる方もかなりおいでです。夕方になると目が重いと感じるかたは医師と相談してみることをお勧めします。