「ダイエットする」ってのは、愛煙家が「禁煙する」っていうのと同じくらい大変だなあと、美夏Dr.は最近感じています。この3年くらいずっとダイエットするって言っては、失敗しています。
6年足らず前に美夏クリニックを開院しています。
その少し前くらいから4年ほど、ものすごく忙しく自分の時間はなく、食べる時間がありませんでした。努力しなくても、どんどん体重が減ってしまった。これがね、反面とてもまずかった。というのは、いわば飢餓の記憶が身体にしみこんじゃったんですね。
時間がありさえすれば、カロリーを補給するというとんでもない習慣を作ってしまったようです。
もともと外科医は、場合によっては長時間食事が取れず、外科の3分飯なんて言いますけれど、短時間に流し込む習慣が出来ちゃっています。
それ以前に、大体食いしん坊。
で、再度食事制限をして、運動をして、しかもメソセラピーもして、今年こそ美しくなるんだと決意したのですが、決意したハナからちょっと寂しくて、まだ開始できていません。ああ、情けない。
というわけで、痛くもなく、努力も要らない(美夏Dr.向きの)耳ツボダイエットというちょっと情けないダイエット法から始めることにしました。
上の写真が、筑田DR.がツボを確認しているところ。 下が、置き針を置いたところ。この置き針を1日に何回かぐりぐり押して、ツボをマッサージするとよいと、筑田先生の仰せです。
「こんなんで効くのかしら?」と尋ねたところ
今週から来ているKナース(鍼灸師)曰く、「私は食べられなくなりました。食欲なくなります。」ときっぱり。
もっともKナースは痩せてるからねえ。
ちなみに置き針は、紙に小さな金属のボールみたいなのを、置いたもの。針ではない。あの写真のように、ツボを確認し貼っていますけれど、全く痛みはない。大体針ではないからね。
「大変なんじゃあなくて、結局挫折しやすいってことでしょ?本当に意志力が足りないんだからーーー。」
「センセ、これセンセたちのダイエット表よ」
「ナースの経過表みたいじゃない?日々の数値を記録するの?」
「まず写真撮らなきゃね?ちゃんと撮ったの?」
「はい、やります。ちゃんとやるから、もうちょっと待ってーーー。」
追加(6月9日)
筑田Dr.によると、もともと置き針は種子をツボに貼って、それでマッサージして刺激することで行われていたのだそうだ。
1日に何回もクルクルしなければ、駄目だよ、とのことでした。
さらに追記2008年6月 この耳ツボの置き鍼がいかんせん美しくないんですよね。どうにもみっともないので、結局続きませんでした。残念!!矯正のように美しい色の置き鍼があればよいのに。東洋医学がお洒落だといいのですが
posted at 2007/06/08 23:18 | kojitomika |
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