メソセラピーとは、病気を引き起こす部分に直接薬剤を注射する というコンセプトで始まりました。 「少量をまばらに、かつ正しい位置に」必要な成分を少しずつ注射してゆく方法です。薬を必要な部分に直接届けるという事は、不要な部分にはなるべく届けない、ドラッグデリバリーシステムのかなり精巧な方法だと言えます。必要な薬や成分を必要な深さに直接届けるために、一定の深さに多数の場所に針を刺して注射してゆきます。
およそ60年前に「メソセラピー」という言葉がフランスで使われました。元々はふつうの注射器に一つの針をつけて、お薬を入れて、手首をスナップのように効かせて医師の手で注射していたのですが、最近では針の深さも量も一定になるようなメソセラピー用の注入用機械が多種類あります。
美夏クリニックにある機械はベラヴィータで、針が先端に9個付いています。1回の痛みで9か所打てる。ちょうど銃のように引き金を引くので、メソガンと呼ぶ人もいます。機械は名人芸を必要としません。スタッフに使い勝手はどう?と聞いてみたらどちらも基本同じですって。まあ単純な構造ですものね、、、。欠点は1mlとかの少量の注入には死腔が出来て、溶液が無駄になりやすい。また針などの消耗品が輸入になるので高額になりやすいの二点だと思います。