最近では一重の人ってずいぶん少なくなったように思います。 手術やアイプチのような手技が一般的になったんですね。
二重瞼について、いつも想い出す事があります。 わたくしがずいぶん若かったとき、たぶん医師になって数年、国際学会の懇親会場に向かうバスの中で、ニュージーランドの形成外科の大御所の先生と隣あわせになりました。
その先生がおっしゃるのには、「どうして東洋人は、あの素敵な美しいアーモンドアイを二重にするんだろう!!」 とても一重の瞼の形がお好きだったんですね。
瞼の形は本当に様々です。
「二重になりたいな。」 「明るい印象になりたいな。」 と望む気持ちはとても分かります。
上の写真では、皮膚が睫毛に被さって重い印象です。
下では睫毛の根元が見えて明るい。若々しくなっています。お化粧でもアイライン、アイシャドウが楽しめます。ビューラーで素直に睫毛のカールが作れますね。
ちょっと脱線。 私は近眼。メガネがないとよく見えません。
若い女性が眼力の化粧をしていると、一度やってみたくて仕方がない。それでマスカラを付けてみることにしました。 結構良いと思ったのですが、一生懸命マスカラを付けようとすると、どんどん鏡に近くなって、ときどきマスカラを眼球にくっつけてしまいます。痛いし、ぐちゃぐちゃになるしーー。直すのが結構大変です。
それで、やめちゃった。メガネもびん底メガネで目が小さく見える。スタッフから、「センセ、コンタクトレンズにした方が良いよーー。おめめがくるくる可愛いよ」なんておだてられてますが、ちょっと恥ずかしくて、そのままメガネを使っています。