オリーブは、モクセイ科の植物です。
日本では瀬戸内海の小豆島がその栽培に適し有名です。香川県の県木、県花になっています。花は5月下旬~7月に白い花が咲き芳香があります。オリーブは2本以上の木がないと実をつけません。自家受粉しない植物です。果実は11月ごろ成熟します
オリーブは東洋医学でいうと、大腸経、心経に属します。血行を良くし体を温めます。血液循環が悪くなって生じる虚血症状、炎症、痛みなどに効果があります。便秘にも効果があると考えます。また、物忘れや神経不安などに効果があるとされます。
オリーブの実の成分としてはビタミンA, E 、Dが入っており、またカリウム、ナトリウム、カルシウム、リン、マグネシウム さらには オレイン酸、リノール酸、ステアリン酸、ポリフェノール、食物繊維などを含んでいます。
このような、脂質とビタミン・ミネラルを含んだ食品はそう無いですね。主な成分は脂質です。これらは、善玉コレステロールを増やす傾向があり動脈硬化の予防になります。コレステロールの低下、血糖値調整の働きをします。他の植物油よりもオレイン酸が多く、循環器疾患のリスク減少の可能性があるとされます。またポリフェノールも含まれていますので抗酸化作用があります。
オリーブの実は塩漬けの状態で売られています。そのまま食べることもありますし、時には、オリーブオイルを加え、風味付けに、ハーブやにんにく、かんきつ類などを入れることもあります。ピザやパスタにスライスして使用しますが、前菜としてシンプルに食すことが多いようです。
美夏DR.から オリーブの木の画像を入れようと探したのですが、残念ながら使えるものがありません。写真はAntonio’s Deliのお店のカウンターです。
そのうちに鴨川のオリーブの木の写真を撮ってきますね。今朝も筑田DR.はオリーブを美味しそうに食べながら、「実を採るのに20年かあ、少なくとも10年目くらいの木を植えなくちゃあ駄目だなあ」ですって。きっと一月くらいのうちに、木を探して植えているに違いありません。