サーマクールの一番のメリットってなんだろうと考えると、注意深く照射すれば頬の位置を上方に持ち上げる事ができると言うことだと思います。 フェイスリフトの手術は結果は最善、もっとも効果的ですが、それでもリフトアップの方向としては上外方で真上ではない。 以前のブログ「美夏先生と楽しい仲間たち」でおなじみのキリコさんの写真が出てきました。(今頃アップしていてすみません)
キリコさんの体験記はこちら
この写真が照射前のキリコさん。ちょっとしわしわしています。 頬の一番高い位置にご注目を!!頬がちょっとたるんでいるのが分かりますか?
照射は45分くらい。イメージとしては頬の脂肪(buccal fat)をとにかく上へ持ち上げるように照射していきます。フェイスリフトでも一番ダイレクトにアップできるのはあごの頂点から耳の前のラインです。東洋人は頬骨があるから、法令線から耳の上のラインに力点をおいても、頬骨がストッパーになってしまって、法令線がすっきりするのは結構難しい。
サーマクールが上手に照射できるのは、やっぱりリフトの手術をし、顔の解剖学的な特徴を理解している形成外科医だなあとこういう写真を見ると自画自賛してしまいます。(時にはブログでも、得意がってみたい美夏Dr.でした。ちょっとビールを頂いてハイなのかもしれません。)
こちらは照射後6か月後のキリコさんです。あごから頬のラインがシャープでしょ?頬の高さが違っているのが分かりますか?実は3月後の写真はまだ結果が分かりにくかった!! もちろんダウンタイムがほとんど無い。お化粧して帰れる。照射後の痛みがないというのもメリットです。
サーマは確かに照射中少々痛いけれど、照射後の痛みはない。
もう一つがリスクが少ない。傷の心配をしたり、血腫で洗浄再縫合したり、というフェイスリフトの手術のリスクはほぼ無い。サーマクールの照射は、フェイスリフト手術より結果はでないけれど自然な仕上がりになるんですよね、キリコさん!!
追加 写真の質感の違いは照射前はデジカメで照射後はポラロイドフィルムからスキャナで取り入れたためです。 そうそう少々お値下げしています。200と300発の値段が近いのは、やはり300発丁寧に照射する方が結果がでるからです。 クリニックのウェブサイトはこちら