話題としては少々古いのですが、今年のバレンタインデーはいかがでしたか?
美夏Dr.は素敵なプレゼントを頂きました。
ご本人も咲く寸前の花のようなチャーミングな患者さんが、診察が終わった時、ちょっと恥ずかしそうに、荷物の下からピンクのバラを一輪。 バラの名前は分かりませんでしたが、とてもきれいなバラでした。
そのバラには(多分青山の花茂だったと思います)、切り花の元のような小さな小袋がついていました。茎を鋭利な刃でカットして切り戻し、根本をバーナーで焼いて、花を小袋の栄養剤を入れたグラスに生けました。
一か月近くバラはきれいに咲いていました。
驚きました。不死身のバラ?!!
さすがに一月で、花はしおれてしまったのですが、ずいぶん長く目を楽しませてくれました。切り花用のお薬は種々市販されているようです。中身は、おおよそ二つ
1、生けるお水の雑菌を繁殖させないための殺菌作用のある薬ーー抗菌剤かな?分からなかった。
2、糖類 エネルギー源でしょうね
それで最近では、下の写真の切り花延命剤を使っています。上の写真のカサブランカは最初2輪咲いていました。普通だとなかなか最後まで咲かせられません。でも、ちゃんと5輪きちんと咲いてくれました。
興味深かったのは、お日様の当たらないところに生けておいた為かも知れませんが、お花はきれいなのに早い時期から葉は黄色くなってしまいました。
これは、お花のアンチエイジングでしょうか?
思わず筑田Dr.に「これは高カロリー輸液ですね?人にとっての延命剤は何かしら?」って話しかけたら、「いや高カロリー輸液は病人に対してでしょ?健康な人に施行してもね、意味ないでしょ。」ですって。 まあ切り花も、切られてしまっているので、病人みたいなものかも。
ヒトにも、延命剤があると良いのかどうかーーー。
バランス良く食事を食べ、適度な運動をし、規則正しい生活をするっていうのが、ヒトにとって、一番延命効果があると思っています。サプリメントが人間延命剤であるとは考えていません。