肥満対策は今までにも様々な方法がとられてきていますが、思うように痩せられないのが現実です。 簡単に痩せられるなら毎日雑誌などで取り上げられる事もありません。
痩せるには摂取カロリー―消費カロリー=マイナスに持っていけばよい事で、理屈では単純な事なのです。
私たち生物は本能的にカロリーを取るように脳から指令を受けていて、如何にカロリーを摂るかの目的のために身体を使い、頭を使いカロリーを消費してきたのです。 しかし現在では、寝ながらいくらでも食べる事が出来、身体を使う必要はなくなってきたため、多くの人が肥満傾向にあります。
肥満を含め、メタボリックシンドロームの怖いところは、種々の生活習慣による危険因子が重なると、例えば30台という若い年齢で心筋梗塞での急死という患者さんや家族にとっては突然で重篤な状況を引き起こすことにあります。
美容上のみでなく、健康上の観点からも食を考える必要があります。
http://www.mika-clinic.com/kamoku/naika06.html
肥満度を考慮するには体重と慎重から割り出した値にBMI(Body Mass Index)があります。
BMIは体重Kg/身長mの二乗で計算され、22を中央値として20-23の範囲に収まれば良しとし、25以上は肥満と考えます。
しかし、中年以降の女性ではBMIが20であっても太ってみえる傾向にあります。 加齢と共につく脂肪の分布が変わりますからね。 例えば上腕部、大腿部、下腹部、あるいは顎の部分などに余分な脂肪がつきやすく、この様な脂肪はスポーツ選手並みの生活無しではなかなか改善されません。
「美しい身体の形をつくるには」
極端なダイエットではむしろ貧弱な体形となり惨めな結果に終わります。
では、これらの余分な脂肪はどのように減らす事が出来るのでしょうか? 確実に減らす方法は二つあります。
一つは余分な脂肪を吸引で除去する方法、もう一つは脂肪を代謝燃焼させて減らすメソセラピーの方法です。
私たちは、後者は危険性が無く、国際的にも広く行われている確実な方法のため、もっぱらメソセラピーでよい成績を出してきています。 一度の治療で満足のいく効果を得られることもありますが、3回から5回の治療で明らかな効果は得られます。
ブログに治療結果のごく一部を載せています。写真を載せるためにお願いしている方しか写真は公開出きません。これらは普通程度の結果とご理解ください。こちら
ダイエットや部分痩せ(形を作る)を考えるには、本当に肥満なのか、肥満と思っている何が問題としているのか正確に理解する必要があります。 要するに、生活習慣、食事内容、健康状態の正確な把握をして、適切な治療スケジュールを立てる事が満足のいく結果を得るためには必要なのです。ただ食事を制限し、ダイエット食を摂る事では良好な結果は期待できないとの認識が必要です。
posted at 2007/05/15 13:30 | kojitomika |
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