吉祥寺ロンロンはいつも活気があって、お洒落なお店がたくさんあります。
美食家(本人はグルメではないと主張。でもかなり舌が敏感です。医者より料理屋のほうが良かったのにね!)の筑田Dr.に喜んでもらえそうなお店が開店しました。 Antonio’s Deliです。 お勧めです。
筑田Dr.はオリーブを見ると眼の色が変わります。その上、食してはぶつぶつ文句を言うので手に負えないと思っていたのですが、今回は美味しかったようでご機嫌です。 小梅のようにカリカリしたオリーブ、熟して旨味のあるオリーブなど、たくさん味見させていただきました。それでは筑田Dr. オリーブの話をどうぞ。
免疫学の研究のため4年余りスウェーデンに滞在していました。今の時期には明るい北欧の夏を時々思い出します。
ストックホルムは夜の11時まで明るく、宿舎に近いハガ公園の湖畔を夕食後よく散策したものです。 北欧の時間の経過はゆったりと過ぎ、時間が止まっているように感じられ、如何に日本での生活があわただしいのか気づかされます。
この時期は全ての花が一斉に咲きそろうかのように、公園、研究所の庭一面が花でいっぱいです。
研究者仲間でパーテイに招待したり、されたりもこの時期は多くなります。研究所へは世界各国から研究者が集まっているため、パーテイでは諸国のご馳走を楽しむ事が出来、それもまた楽しい。 オリーブはその中でも美味しいと思った一つです。 ストックホルムは世界都市で、マーケットでは各国の食材が容易に手に入り、当然オリーブも数十種類が、並べられ、自分の好みを試しながら選ぶ事が出来ます。
日本に帰ってきて、身近でオリーブが手に入らないため、自分で収穫しようと思い、オリーブの苗木を6本ほどうえましたが、なかなか実を結ぶまではいたりません。
昨日吉祥寺のロンロンを歩いていたら、新しくオリーブを扱っている店があり、いくつか薦められ気に入った2種類をさっそく買ってみました。 日本も世界各国の人や文化が入り、楽しみが増えていくのは大変喜ばしいと感じました
食べたいものは、植えてでも手に入れるというのは、あまり都会人の発想ではないと美夏DR.は思う。しかもオリーブなんて、何年したら食べられる実がなるのか。検索してみたら、20年ですって。さすが東北人は気が長い。あと12-13年はかかりそうですね。それで、筑田Dr.の植えた木は、夏みかん、イチジク、桃、プラム、杏、パッションフルーツ、柿、梅、などなどーー。
そのうち太平洋のひらめやハナダイ(この時期美味しくてきれい)も、食べたいと思うあまりに、養殖するーーーって事はないかーーーー。
もっと手っ取り早いベランダ園芸を始めたそうなので、そちらも報告してもらいましょ!!
考えてみれば食料自給率が低い日本で、自分が食べたいものを木を植えて育てようというのは、まっとうな生き方のような気がします。ふーん、これで大きな車や家具や楽器、アンティークなどなどが好き、買うのも好きというアンチエコロジカルな部分がなくなれば良いのですがーーー。