小陰唇縮小術とは;大陰唇の内側の襞を小陰唇と言います。尿道口や膣を保護します。大陰唇を閉じたときに、その襞が下に余って露出している時に手術を希望されます。外陰部の形を凄く気になさっている若い女性もおられますが、特別異常でも特殊な形でもありません。背が高い人低い人、顔が丸い人細い人がいるように、バリエーションの一つなので気にしないようにしても良いと思います。
小陰唇の襞が大きいことによる症状としては、下着やタイトなパンツで擦れて痛い。襞の奥が洗いにくく、垢のように分泌物が溜まる。尿線がずれる(和式トイレだと横に漏れる)。形や黒ずみが気になる などです。
治療の手順; 局所麻酔の注射をして余分な襞を取り除きます。あまり直線的なラインよりは柔らかな曲線にしています。また切開ライン(襞の峰)の内側の粘膜下組織は襞が薄くなるように、丁寧に剥離して縫合します。小陰唇肥大がある方は、その上の襞(副皮)も大きいことが多くご希望があれば、そちらも切除いたします(+55,000円)。縫合糸は吸収糸で2週間しても脱落しない糸は、抜いております。
治療後の注意
1,シャワーは翌朝から、入浴は翌々日から 温泉やプールは糸が抜けてからのほうが安全です
2,術後2週間くらいまでは、丸く腫れていて不格好です。少しずつ腫れが引いて1-3月で繊細な形になってゆきます。左右差のある小陰唇に手術をした場合には腫れ方に左右差がありますので、数か月は左右差や腫れが気になると思います
3,性行為は10日から4週間以降に
リスクと副作用; 腫れや内出血、形の不満足、切開部分が暫く厚みが出る。副皮の切除をしていない場合には上方の襞が目立つ時があります。やや控えめに切除して、不足と感じられた時に追加で切除するほうが形の上での満足度は高いと思います
費用;165,000円 副皮切除術併施 +55,000円