- お風呂はぬるめのお湯で短い時間にしましょう
- 身体を洗うには、香りのない余分な成分の入っていない石鹸を手のひらで泡立てて
- ナイロンタオル、ボディブラシは避けて、手のひらで優しくなでるように洗ってください。
- 背中も手のひらで洗うと、肩関節も柔らかくなって、一石二鳥です。
- お風呂からあがったら、タオルで押し当てるように軽く拭きましょう。
- 乾きやすい人は、ここで保湿剤を。かぶれないお好みの乳液やクリームを。価格の高いものよりも、返って値段の安い余分なものが入っていないものをお勧めしています。
冬に向けてのスキンケア
冬になると、皮脂欠乏性湿疹といって、皮膚が乾き痒くなる患者さまが増えます。皮膚はだいたい6週間前後で、ターンオーバーします。つまり6週間で新しい皮膚に生まれ変わります。毎年冬に痒くなる方は、今の時期から冬に向けたスキンケアが必要になります。
皮膚は、皮脂が覆っています。車で言えばワックスのように。
その下には角層とか角質層という垢となって落ちる前の核のない(言い換えると細胞としては生きていない)細胞が並んでいます。車で言えば、塗料の層かもしれません。
この二つは、洗いすぎで簡単に取れてしまいます。
新車を金属のタワシでこすって傷つける人はいません。でも身体をこすって洗うのは、カネのタワシで新車をこすって傷を作るのと同じようなものかもしれません。
もともと皮膚は外界から自分自身を守るバリアです。そのバリアを守るためには