埋没法 は こちら
切開法 は こちら
目頭切開 蒙古襞を開いて、二重ラインを華やかにできます。埋没法で目頭側のラインが被さるタイプの瞼の人、目と目の間が広い人に向いています。
1,目と目の間の距離が短くなります。元々寄り目の人には向かない
2,傷跡が目立つ人がいます。どのデザインで手術しても表から傷がどこかで見えます。ケロイド体質の人は目立ちやすい。 (対策;早めからケロイド予防を)
3,控えめ手術で追加は可能ですが、しっかり目頭を切って元へ戻すのは難しいときがあります。
4,涙小管断裂(流涙)がありうる。無茶なデザインや過剰な切開をしないこと。
上眼瞼除皺術
ほぼ切開法の二重形成と同じ手術です。余剰皮膚、過剰脂肪を除去が主となります。
1,厚めの皮膚の方は、出来上がった二重の上のラインが腫れぼったく見えます。(厚めの皮膚の人は二度手間ですが、余剰皮膚の切除は眉下で行ってから二重ライン形成の方が形はきれいです。)腫れぼったい目は治しにくいので、1回で仕上げようとしない事が大事です。
2,皮膚切除の過不足 時間が経ってから二重が消失する人がいます。
3,垂れ目の弛みを治すと、印象が強くなります。(ややつり目、猫目になる)顔が強く怖い印象になる人がいます。
4,元々涙小管が閉塞している人では、術後の腫れでより詰まりやすくなります。目が乾燥しやすくなる。
5,下瞼のしわや弛みがより気になる人がいます
下眼瞼除皺術
1,下瞼外反;瞼が下方向に引っ張られてアカンベ―になること(どこの施設でも起こさないように気を付けて手術しています)
2,下瞼が半年から一年、目尻方向に引っ張られて固定されていること。1を避けるために下方皮弁を目じり外側の骨膜に牽引しています。その固定が緩んでくるまで、しばらく目じり下の縦皺が気になったり、涙袋の膨らみを強く感じたりします。 (心配な人は手間であっても、眼窩脂肪除去を先に経結膜で行ってから皺取りする方が良いと思います
3,目が乾燥しやすくなる
4,形にたいしての不満足
5,小皺は取れない
眉下リフト 眉下の厚い皮膚の部分で余剰皮膚を切除しますので、瞼が腫れて気になる期間が短く、その方の若い時の目の形が出てくるイメージです。控えめな手術で、二重ラインはそのままです。
1,眉の下の傷跡 半年くらいで目立たなくなります。丁寧にきれいに縫う事が一番大事だと考えています。
2,傷跡の端の膨らみ 修正する時があります
3,変化が乏しいように感じる。眉の位置が下がるので額のしわは目立たなくなるが、弛み取りの改善が乏しく感じることは良くあります。
4,しばらくおでこの感覚が悪い、しわ寄せが鈍い (万一起きたときには半年から1年で軽快します。
上瞼除脂術 たいていは切開法または除皺との併施です。上瞼のぼてっとした厚みを減らします。マイクロカット法で除脂のみ摘出する場合には、不足がちになり、場合によって内出血が強く出ます。
1,過不足
2,加齢で眉の下のくぼみが見えやすい
3,理論的には、深部の出血での失明
下眼瞼徐脂術
目袋の膨らみを結膜側から除去します。手術時間が短く、腫れも少ない。抜糸の必要がない。すっきりします。
1,皺が気になる。(余剰皮膚の処理をしない術式なので。)
2,涙の通り道のへこみが気になる(自己脂肪を移植するか、ヒアルロン酸注入を追加する)
3、他医での施術例で、眼球が陥没したと訴えている人を拝見したことがあります。
4,膨らみの残存 (追加で取ります)
挙筋前転術
瞼板を挙上する眼瞼挙筋の下方の腱膜を前転して、瞼板にプロリンで縫い付ける手術です。目力を上げる手術とも言われます。眼科的に眼瞼下垂があり、紹介状または診断書をお持ちいただければ、保険適応です。
1,好みの形ではない (術中のミラーチェックでおっしゃってください)
2,左右差がある。不足がある。(元々左右差がある場合には、合わせきれない場合があります。特に顔面神経麻痺や挙筋機能が悪い時)
3,ドライアイ より乾きやすくなります
4,開きすぎた場合に、開きを少なくする修正は難しい (ミラーチェックで確認てください。)
5,二重のラインの乱れ (なるべく袋閉じで予防します)