お天気が良くて、暑くなってきましたね。しみ治療は守りの時期です。
紫外線を浴びながら、色を白くするのは大変です。日焼け止めや帽子、日傘でがっちり紫外線をガードして、うっかり日焼けしてしまったらビタミンCやトランサミンのイオン導入で回復を図るのが、良い方法です。
それでも気になるしみを何とか治療したい方は、日常の紫外線リスクをなるべく避けた上で、フォトフェイシャルファーストが一番お勧めです。 光治療も冬の時期よりカットフィルターを右よりにし、その代わりにややエネルギー量を高くして、照射しています。人によって、季節によって、設定が自由にできるルミナスワンのフォトフェイシャルファーストのメリットが生かせます。
美夏クリニックでは、レーザー治療やトレチノイン療法はしばらくは開店休業状態、秋になって紫外線が弱くなってからの治療がお勧めですよ。
暑くなって多汗症のボトックス治療を希望される方が増えてきています。
白いブラウスの汗じみが気になる、汗でぬれるのが気持ち悪い、汗の臭いが気になる、という方には手軽でよい治療です。ボトックスはアポクリン汗腺には作用せず、エクリン汗腺由来の汗を減らします。麻酔のクリームをしっかり塗ってしっかり待った後、キンキン冷やしてなるべく痛みがないように治療しています。そういえば今日の患者さんはお時間がなくて、冷やしただけで注射しましたが、それでも痛くないっておっしゃっていました。ボトックスの多汗症治療について、過去の記事はこちらです。 ボトックスの治療についてはこちら 多汗症は下の方です。
ところで、中国製のBTXAや韓国製のニューロノックスをボトックスとして使用しているクリニックがあります。同じ作用であるボツリヌストキシンAではあります。
美夏クリニックは、ずっとアラガンのボトックス。FDA(アメリカ食品医薬品局)が認可し、顔面痙攣や眼瞼痙攣などで日本の厚生労働省も認可しているアラガンのボトックスの方が、安全だと思っています。