左のモデルさんの目の下に影があるのが分かりますか?わずかですけれど、へこみでいます。
下瞼から頬にかけて、注入による治療で右のモデルさんの様にふっくらした頬にしよう というのが、今回の話題です。(もっとも鼻の横はもう少し注入しても良さそうですが)
今年のASAPS(アメリカの形成美容外科学会)の話題が注入一色だったと、ヴェリテの福田DR.から聞いていました。
今回の韓国で行われたMIPSでも同じように、下の瞼から頬にかけての話題では、注入の話が盛んに行われていました。
しぼんでしわしわした風船を、張りのあるすべすべした風船に戻すための方法は、一部分を絞って表面積を小さくする(タイトニング)か、空気を入れて膨らます(エキスパンション)か。このなかで膨らますタイプの治療になりますね。
膨らます空気にあたるものは何か。自家脂肪かFillerかになります。
脂肪の利害得失
1)脂肪吸引をして注入する脂肪を採取します。
2)生着したものは、吸収されない(減らない)
3)腫れ、内出血など落ち着くまでの期間がFillerより長い
Filler(ヒアルロン酸やレディエッセなど)の注入の利害得失
1)採取する必要がない
2)時間がかからない(麻酔のクリームを塗布して1時間待って注入する)
3)腫れや内出血は起こりうるけれど、程度と期間が自家脂肪よりも少ない
4)修正(追加)が容易
5)だんだん吸収される(だんだん吸収されにくくなる)