最近A新聞に薄毛治療についてシリーズで掲載されています。
興味を持って読んでいる方も多いものと思いますが、治療に関してはもう少し補充が必要と思いました。
治療にはその原因を知る事が第一ですが、脱毛症の原因は男性ホルモンの問題、アレルギー性疾患を含めて、免疫学的な問題、感染症、自律神経性の関与、あるいは服薬中の薬剤、あるいは塗布している育毛剤の副作用など、広い領域にわたって検討しなければなりません。
単純に、プロペシア、ミノキシジル、又は他の薬剤を使えば良いというものではなく、詳細に状況を見極め、治療法を検討する必要があります。
新聞では述べられていませんでしたが、薄毛の治療を専門に行っているクリニックでは、以上の治療のほかに、メソセラピーでの治療を取り入れて良好な成績を出しています。
この方法は、フランスで始められた治療法ですが、その効果の高さから、今では世界中で広く行われています。
脱毛症に関しての効果は、90%以上とフランスメソセラピー学会の参考書には書かれていますが、実際の治療経験ではそれは正しいように感じています。 これは、男女を問いませんし、瀰漫性の脱毛症、円形脱毛症でも効果があるように思います。
今までの治療で、反応が今ひとつの人は、メソセラピーの治療を考慮してみてはいかがでしょうか。