しみを取るためには、やはりレーザー治療が基本です。
レーザーの治療の過程で嫌なことは、痂皮が付いている時期がある(7-10日、70歳以上だと2週間くらいの場合があります)、戻りじみとか炎症後色素沈着という黒くなっている期間がある の2点だと思います。どちらも経過ですので、痂皮を取らないように、擦らないように、お日さまに当たらないように、心がけていて、あとは日にちを薬と思って我慢するというのも一つの方法です。でも我慢より良い方法がないかなと、書いてみます。
戻りじみ対策 痂皮は仕方がないけれど、戻りじみ(一度取れたはずのしみが、メラノサイトがレーザー光で刺激されて、一時的に黒く戻るように見えて、戻りじみと呼ぶ先生がいます。医療用語では炎症後色素沈着。傷跡の色ですね)はなるべく軽い方が良いという場合に、何か良い方法はあるでしょうか
1、レーザー照射1か月前から、ハイドロキノンやルミキシルなどメラノサイトを抑える薬を塗っておく
2、肝斑のある人は、トラネキサム酸やビタミンCを内服しておく(1-2月まえから)
3、レーザー照射後1か月くらい週に一回イオン導入をする
4、戻りじみでメラニンの色が出てきたら、トレチノインをぬる
トレチノイン療法やオバジ先生のゼオセラピューイック(昔の名前はnu-derm)トレチノインをぬるプログラムを1月してから、しっかりレーザー照射をすると、肌の肌理や毛穴も締まって、その上にしみも取れるから素敵! 今の時期から薬を塗ると、一番紫外線の弱い時期に向ってレーザー照射が出来るのでお薦めです