ルミナスワンは3種類のハンドピースが搭載されています。その中でフォトフェイシャルファーストによる結果をルミナス社からの画像でお示しします。以前美夏クリニック http://www.mika-clinic.com の結果を一度アップ致しましたが、メインがロングパルスヤグで、血管の拡張がかなり改善したのですが、画像上はあまりはっきりしなかったので削除しました。マクロによる写真をいずれ再度出させていただきたいと思っています。
この方のように皮膚の浅い部分に、皮膚のベースの色とコントラストが強い色が多数ある方は光治療の最も得意とするところです。
フォトフェイシャルファーストの照射面(皮膚に直接触れるサファイアヘッド)は15x35mmと8x15mmの2種類の大きさがあります。鼻から頬へカーブが微妙に変化しているところは、照射面をきちんと皮膚に接触させるのが難しい場合があります。写真を拝見すると凹面の部分も小さいヘッドで綺麗に照射されていますね。
肝斑のある方では、肝斑を悪化させないように柔らかく照射してゆきます。
フォトフェイシャルはリスクが低い治療だと思いますけれど、それでもハイドロキノンを照射する1月位前から1日2回薄く塗っている方が安全性は高くなると思っています。
フォトフェイシャルファーストは、幅のある光を照射する光治療器です。
波長をカットするフィルターが7つあり、手元で変えられますので、いわば7つのハンドピースをわずかな時間(2秒かかるかしら?)で使い分けられる。これは治療する医師にとって、ちょっとフィルターを変えたいというときに、ストレスなく選択できることを意味します。例えば以前から使っているメディラックスですと、「いちど機械をシャットダウンし、根っこからハンドピースを抜き、次のハンドピースを取り出して3箇所ケーブルをつなぎ合わせ、ハンドピースの固定用器具を押し込み、再度立ち上げる」という手間暇がかかったので、それから比べればいわば天国です。(フォトフェイシャルファーストの前のナチュライトもハンドピースを変えないと、波長の選択は出来ませんでしたけれどねーーー。)
ということで、同じ患者さんであっても大体3-6回条件を変えて照射している美夏Dr.にはとてもありがたい機械です。ついうれしくて、同じ業種の医師に宣伝してしまいます。