レーザートーニングは、Qスイッチヤグレーザー(1064nm)を低出力でお顔全体に照射して、肝斑を治療するというものです。メリットは顔のはり がでる。毛穴がひきしまる
1064nmのレーザーは、照射した部分でメラニンがパンパンとはじけてゆきます。刺青を消すためにも使います。 こちら
皮膚の表皮で反応して痂皮(かさぶた)を作るのではない。ちょっと深い部分でメラニンがはじけ、白血球に食って貰う。肝斑の治療では、白く見せているという言い方も出来る(早晩メラノサイトを抑えるような治療をしなければ、再発します)
治療は、トラネキサム酸、ビタミンC、E内服、ビタミンC、ハイドロキノン外用を1-2月前から行っておき、その後トーニングを週に1回4-6回、以降は1-2月に一回のスケジュールです。
もともと山下理恵先生のレセピはトラネキサム酸を1日に6錠ビタミンC3g、ビタミンE600mg、内服+外用です。
トラネキサム酸などの内服しないと肝斑はあまり良くならない ですね。でもね、丁寧に丁寧に照射を続けると毛穴がしまってきて、皮膚全体のはりは出てきて、皮膚の色もきれいになり、とても素敵です。それでも肝斑治療が目的であればトラネキサム酸は必要です。
ちょうどオバジのクリームプログラム(トレチノインとハイドロキノンを塗る治療)と対照的ですね
オバジのnu-derm(クリームプログラム)は薬を飲まなくてよい。反面治療の期間中はお顔が真っ赤になって、皮膚もめくれてとても辛い。クリニックでの処置の前後の補助療法としてもとても良いのですが、プログラムそのものでは処置は不要です
レーザートーニング治療は、薬の内服外用が基本的には必要です。だけど赤くなったり剥けたりというダウンタイムはない。クリニックには来なくちゃならないけれど、日常生活には支障がない。
レーザートーニング+イオン導入 5回の治療で 52,500円 (通常63,000円/5回)
お申し込みが3月15日までの方 薬剤(飲み薬、塗り薬は別になります)
写真はハイドロキノンの前処置をして左(向かって右)半分に1回照射した後のお顔です。美夏クリニックのQスイッチヤグレーザーは、Max社VRMです。