朝から雨が降っています。春の雨です。 春の雨が降ると皆さまは何を思い出しますか?
美夏Dr.は、ディズニー映画のバンビに出てくる春の歌(ポッポッポ四月の雨ーーー、と歌っていたかしら?ネット検索してみましたけれど、分からなかった)と、学生時代に過ごした松本で聴いた雪溶けの川の音です。
そしてこの春の雨が降ると、空気の湿度が上がり、スキンケアが冬向きから夏向きへ変わります。そうです保湿は控えめに そして紫外線対策 が大切な時期になってきます。
皮膚科外来では、俄然抗真菌剤を必要とする患者さんの数が増えてきます。日本の四季って本当にはっきりしていますね。
午前中の雨のため花粉症の患者さんは、少し楽ですとおっしゃっています。でも、明日晴れて風が吹くと、飛散花粉量は増加して大変です。
寒い冬が終わり楽しいはずの春なのに、随分と残念な話ですね。
自然の中で遊ぶのが、何より好きな筑田Dr.は、針葉樹林の中に入ると下草も生えず、陽の光も射さない、美しさのかけらもないとぶうぶう言います。毎度の話で聞き飽きちゃいますが、確かに広葉樹林の暖かさや変化に欠け、新緑も紅葉もないので、まあ「むべなるかな」という所です。アグリーというかどうかは別にしてもーーー。
それで筑田Dr.の最近の口癖は、戦後植林して増やしてしまった杉を減らすためには、せっせと杉材を使って美しい広葉樹を植えて、日本の山を再生すべきであるですって。
この春の心血管のイベント(心臓の冠動脈閉塞つまり梗塞ですね)のきっかけが、杉花粉による上気道症状が初発だったので、恨みは深いーーー。
それで記事を書きながらネット検索をしていたら、良いサイトが見つかりました。すぎだら倶楽部です こちら
ページの中の杉の木に目次があります。特に一番左の「すぎだらとは」は是非読んでください。(あちこちチェックしたけれどリンクは大丈夫そうなので貼っておきます。)
美容外科のクリニックらしい話題を書こうとしているのに、つい脱線してしまいます。ごめんなさい。そうそう花粉が充分に飛んでしまってからでは、一般的に抗アレルギー剤の効果は弱いと言われていますけれど、それでも楽になります。また小青竜湯は即効性があるので、お役に立てるかもしれません。筑田Dr.の外来は火木金です。美夏Dr.も処方はしますけれど、鼻汁好酸球検査は筑田Dr.にお願いしてます。花粉皮膚炎でお顔や頸が荒れている方がかなりおいでですね。気をつけて。