キャッツを観てきました
オペラや室内楽も大好きなのですが、夏のイベントとして、キャッツを観にいきました。
五反田から歩いて5分ほど、キャッツシアターという劇場が劇団四季のキャッツ専用にあります。
客席に入りますと、周辺の壁や舞台にまず眼がゆきます。ごみためのよう。ネコたちのお気に入りの場所なのでしょうか?子供さんたちのすきな、「たまごっち」やら、お菓子の袋やら、古くなった楽器やら。大道具小道具と言うのかしら?製作なさった方たちは、きっと楽しく作られたでしょう。身近なごみが一杯ならんでいます。臭いは幸いありませんけれど。
最近のオペラなど、シンプルな舞台もそれはそれで味があって、楽しいものです。キャッツはキャッツ専用の劇場ですので、さすがに完成度は高い。興味のある方は是非ご覧下さい。
ミュージカルを生で見るのは、実ははじめて。たくさんのネコたちが、その猫生を誇り高く謳歌している舞台は、感動ものでした。メモリーの歌も胸にしみいるようで、また歌う猫によって表現しているものが違っていて、楽しかったです。
キャッツのもとは、TSエリオットという詩人の詩から来ています。アマゾンでこちらも注文し、しばらくはキャッツの余韻に浸ることになりそうです。
美夏Dr. 「筑田先生は、ロンドンでキャッツを観て泣いちゃったって、サーマクールの体験記で書いていたでしょ?
http://www.mika-clinic.com/invitation/blog2.html
今回の劇団四季のキャッツはどうだった?」
Dr.筑田 「僕はね、ロンドンのはTSエリオットの原詩がね、韻をふんだり、微妙な面白い言い回しが、すっごく楽しかった。日本語の歌になったときに、その詩の面白さが減ってしまっていたのが残念だった。」
Dr.美夏 「英語が聞き取れなきゃ、英語の歌は楽しみにくいかなあ。オペラでも字幕がないと、(例えばドイツ語だったり、イタリア語だったりしたら、お手上げでしょ?) やっぱり難しいじゃない?子供たちに原語で楽しめと言うのは大変だなあと思うんだけれど。たくさん小さい子供たち来てたよね。どの子供たちも、食い入るように見ていた。それに日本語でも、結構難しい言葉や聞き取りにくい言葉があったけれどーーー。小さい子供は、字幕って訳にはいかないしねえ。」
Dr.筑田 「あと音響がね、時々音が割れていたりして気になった。生の演奏って訳には行かないのかなあ?」
DR.美夏 「たしかにね、小さくてもオケが入っていたらさらにいいのでしょうけれど、それじゃあチケット高くなりすぎて、観る事できなくなっちゃうよ。」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480031375/250-5074002-5462642?v=glance&n=465392
エリオットの詩集をご紹介しておきます。筑田先生には、原詩のキャッツのペーパーバックをプレゼントしましょうね。
posted at 2006/08/16 09:34 | kojitomika |
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