山の木々は,落葉樹は葉が落ち、針葉樹は雪を載せているかさもなくば緑です。今年は昨シーズンに比べると雪の多い年です。
美夏Dr.は杉花粉症です。
春めいてきて山が赤茶色になってくると、「山が燃えてきた。鼻がぐずぐず、頭痛はするし、くしゃみはでる」ととても辛くなります。杉の花粉が飛ぶ時期になると、燃えているような色あいになるんですね。
花粉症の治療は、症状によって、患者さんのご希望や治療の反応の仕方で決めます。
美夏Dr.の場合は、抗アレルギー剤を中心にして、状況で小青竜湯を頓服的に内服します。
小青竜湯は眠気がでないのと、漢方というイメージと反対に即効性があるのが便利です。年末風邪を引いたときに内服して、返ってカラカラになってしまったとお話したのを覚えておいででしょうか?水っぽい鼻汁を抑え、麻黄が入っているせいか頭もしゃっきりしてかなり美夏Dr.にはお助けマンです。1日3回飲まなくてはならないのが少々辛いですけれど。
点鼻薬や点眼薬もよく効きますが、美夏Dr.はあまり好みではありません。
その心配な杉花粉の飛散予報ですが、東京付近では2月始め頃から、量は平均的だそうです。 一般的に飛散する2週間くらい前から、抗アレルギー剤の内服をすると症状が軽くてすむとされています。そろそろ内服を始めた方がよいかもしれませんね。 今回の予報を拝見したサイトはこちら