花粉症とインフルエンザ

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 今年の冬は、地球温暖化はどこへ行ったのというくらいに寒いですね。東京でも日陰には数日前の雪が残っているのを昨日拝見いたしました。びっくりーーー。

 筑田Dr.は、週末花粉症で具合が悪いと、苦しそうでした。

 いつもは美夏Dr.の方が余程花粉症の症状が強い。 ところがこのシーズンは、美夏Dr.は蕁麻疹が慢性化していて、この半年ずっと抗アレルギー剤を内服しています。そのため、花粉症の症状はかなり抑えられていてくしゃみも鼻水もあまり出ていません。本当に症状が軽いので、飛散2週間以上まえから抗アレルギー剤を内服するのが有効であるというエビデンスを自分で確認しちゃいまいした。

 それで、筑田Dr.は美夏Dr.の症状が出ていないのだから、もともと軽症の自分は大丈夫だろうと油断していたようです。 少々情けない話なのですが、花粉症の症状が強くて辛かったDr.筑田は即効性のある小青竜湯を内服して何とか乗り切ろうとしました。ところが本人の分析によれば、小青竜湯のなかにはいっている麻黄(エフェドリン)が冠動脈を刺激して、虚血発作を引き起こすようで狭心痛が出たようです。可哀想にーーー。まあ、呼吸器症状がでると循環器症状が誘発されるのは仕方がない。結局小青竜湯が症状を引き起こしたのか、花粉症による上部気道の症状が引き金なのか、その両方なのか美夏Dr.には分かりません。

 それで、花粉症です。花粉が皮膚に付着すると、花粉による接触性皮膚炎が出ることがあります。花粉皮膚炎と言います。花粉は水溶性なので、油性の保湿剤である程度予防可能と考えられています。昨年書いた花粉皮膚炎の記事を今回このブログに転載しました。こちら   /wp/2007/01/post_151

 インフルエンザも結構流行ってきています。本日午後武蔵野医師会からのFaxによれば、武蔵野市の小学校では4クラスインフルエンザ様疾患で学級閉鎖になりました。

 具合の悪い皆さまへ お花のお見舞いを送ります。百合の香りが強くないと良いのですがーーー。

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