yukoさん、コメントありがとうございます。
筑田Dr.はおかげさまにて大分元気になりました。ヘラクレスだったと自認なさっていたので、可哀想にも心臓が思うように働かないのは、かなり辛いようです。
人は皆、いや生きとし生けるものは、いずれその命を失うものだと誰でも理屈では知っています。だから赤ちゃんで生まれた子供が成長し、世代が変わってゆきます。
私どものDNAには個体の死がプログラミングされています。
それでも平均寿命が70歳を超える日本に生活していますと、自分たちが病気になり、そしていずれ子供たちに生きる場を譲ってゆくものという現実を忘れてしまいます。
もともと生物としての”ヒト”の人生はきっと50年だったのだろうと、最近では話す事が多くなりました。 だからその50歳を超えてしまえば、色々な故障や病気が出てきますし、生存競争ではハンディを負うように個体としての能力が低下してゆく。
ずいぶん医学が進歩して、生まれた子供が普通は大人になるまで育ち、70ー80歳まで生きられるようになったのは、実に最近のことです。人はいままで種々の病気やアクシデントで死が身近だった。戦争もなく大きな災害もなく、平均寿命が70歳を超えるという幸いを、たまたまこの時期にこの日本に生まれたために享受でき、しかもそれを不思議に思わなくてすむ。どんなに稀な幸福を私たちは得ていることか。
筑田Dr.の今回の責任病変は冠動脈右枝です。専門医によれば右枝で死亡することはないので、とりあえず大丈夫 予後を決めるのは左枝と言うことのようです。
医師の感覚って、一般の人にはちょっとなじめないかもしれません。運動不足と脂質の過剰を改善して、また健康になるように努力しています。仕事は止めて、趣味の世界で楽しめば良いのにと言っているのですが、割り切れないようです。
鍼治療は少々負荷が高いようなので、少しずつ始めるそうです。yukoさん、また楽しい会話においでください。鍼治療も多分4月に入れば大丈夫だと思います。デリケートな方なので患者さんの暖かいお気持ちが一番の薬だと思います。よろしくお願いします。