昼休みに本屋さんでウインドーショッピング。 「オペラ偏愛主義」という題名が目にとびこんで来ました。島田雅彦さんが解説を書いておられます。NHKの教育テレビで6月から月曜日午後10:25から放映するらしい。
オペラって、歌舞伎の西洋版って感じがします。ゆっくりストーリーは流れてゆきますが、その中で詩が歌われ、ダンス(バレエ)が踊られ、どちらも贅沢な時間です。島田さんによれば「そんなオペラの世界にひとたび誘惑されたら、もう帰ってこられない。」ですって。美夏Dr.も賛成です。
オペラは鴨川にいたときにレーザーディスクで(いまならDVDですね)、ずいぶんたくさん見ました。やっと少々時間が作れそうなので、今年から武蔵野事業団のプログラムで拝見しようと思っています。武蔵野事業団はお勧めです。こちら また拝見したらご報告しますね。
それで、このNHKの本に最初に紹介されているのは、モーツァルトの「ドン・ジョバンニ」です。筑田Dr.のお気に入りです。どのくらいお気に入りかというと、飼っていたレトリーバーにジョバンニって名前をつけるくらい。
ドン・ジョバンニは騎士で女たらしです。
カタログの歌というのがあって、これでは2065人口説き落としたとなっています。なかなか性根のすわったドンファンで、最期には悔い改めよと言われたのを拒否して奈落に沈んでしまいます。
この画像で出したNHKの本では、そのドンジョバンニの話の分析がされています。あんまり種明かしをすると、おもしろさが減ってしまうかも知れませんね。もし良かったらご覧ください。
飼っていたジョバンニはドンジョバンニと違って、とても優しくて控えめな犬でした。ゴールデンレトリーバーって、もともと輝く美しい毛並みと優しい目と従順な心を持っています。残念ながらもう亡くなってしまいました。 レトリーバーって猟犬です。青森で狩りに連れていってもらい、さぞかし楽しく駆け回ったことだろうと思います。