メソセラピーによる部分痩せは食餌療法、運動療法ではなかなか得られないプロポーションを作るには安全で確実な方法です。リポスタビルを中心に数種類の薬剤のカクテルを、注射する治療です。
三月にパリで開かれた国際アンチエイジング学会でもこのことが確認され、その効果の確実性を多症例で確認し、自信をもって皆様にお勧めできます。
モニターの方は、41歳女性
体全体は均整が取れ、夜銀座を歩くと高級クラブのママとして挨拶されてしまう方です。お尻の形が気になるとのことでした。
注射前(4月18日)です。
当人が気になるように重力に逆らず、お尻がやや下垂しています。
主に下部内側を中心に計3回リポスタビルなどのカクテル注射を行いました。
これは10月6日のものです。
余分な脂肪が消失して、角ばった尻の内側下部の角も取れ、円く上方に引き上げられています。小股が切れ上がった印象ですね。
この結果について、何処に出してもいい形になりましたよといっているのですが、当人はもう少し治療続行を希望しています。経過中痛みは3-4日あったものの特別なトラブルなしに済んでいます。
先日の美容外科学会総会でも、強調されていたことがあります。
脂肪吸引や脂肪溶解は、結局「痩せる」ということとは別のものです。いかに美しい形を作り出すか。
絵や彫塑など、美に関して非常に造詣の深いDr.筑田には、ぴったりの分野だと思います。全体肥満の指導も健康状態のチェックもしてもらえますし、メタボリックシンドローム指導もしてもらえます。
そうそう最近の美夏クリニックに飾られている油絵で、Dr.筑田が描いたものが数点あります。どれが筑田画伯のものか当ててみてくださいね。
筑田先生、先生の描いた絵は公開できますが、先生の作った良いプロポーションの形はモニターさん以外は公開できなくて残念ですねえ!!(おふざけですみません。)
中年期の峠を越え、そろそろ更年期の美夏Dr.が、全体肥満と部分痩せで、自分自身をモニターとしてレポートしなければ、ならなくなりそう。少々気が重いですね。仕事ですから仕方がないかしら?
posted at 2006/10/20 10:48 | kojitomika |
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