美夏クリニック では、夏でも出来るしみ治療として、ルミナスワンのフォトフェイシャルファーストの出番が多くなっています。フォトフェイシャルファーストは、いわばハンドピースを7つもつ光治療器です。
美夏DR.は、波長の選択が簡単にできなければ、細かくこだわった照射の仕方を実現することは出来ないと実感しています。
ルミナスワンはもともとハンドピースが3つ。写真でご覧のとおり。右がフォトフェイシャルファースト、真ん中がアルマ(FACES)、左がロングパルスヤグレーザーのハンドピースです。
この右の光照射用ハンドピース1本の先端のフィルターを入れ替えるだけで、光治療器7本分の波長が可能です。
ルミナス社のナチュライトです。本体の上にハンドピースがついていますね。ナチュライトのハンドピースは3つ。波長を変えたいときには本体からこのハンドピースをガチャンガチャンと取り替えます。
ルミナスワンに搭載されたフォトフェイシャルファーストのハンドピースヘッドの写真。
ルミナスさんの資料なので画像もきれいですねえ。手を持つ部分の下に直方体のガラスのような部分が見えます。これがライトガイドといって、サファイアで出来ています。このヘッドで皮膚を冷やしながら光を照射します。
下の写真は波長を変えるためのフィルターです。7つフィルターがあります。
ヘッドの反対側です。今640nmのフィルターが入っています。
フォトフェイシャルファーストのフィルターは手元で簡単に変えられます。
例えば、同じお顔のなかで顎の部分は光をメラニンにシャープに効かせたいとなれば、例えば560nmの波長で照射し、頬の上のほうには隠れ肝斑があると思えば(肝斑年齢の方でも)640nmで照射する。とか、全体に赤みがあるので全体を590nmで照射しておいて、しみの部分だけにスポットで515nmで照射する。
そんな場所と状況に応じた細かい設定が、医師にとって何のストレスもなく行えます。言い換えれば 波長の選択が簡単にできなければ、細かくこだわった照射の仕方を実現することは出来ません。
現在美夏DR.は同じ方に1回照射させていただく時でも、平均して波長は3-4種類変えています。それに加えてパルス幅出力の変更も画面で簡単に行えます。
照射する医師の技量が問われる治療だと思います。
美夏DR.は、フォトフェイシャルファーストが使いこなせるところまで、スキルアップしたと自負しています。
posted at 2007/06/20 16:56 | kojitomika |
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