高校の芸術選択が音楽で、皆で競い合うように弾いていました。とても印象的な授業で、おかげで17歳くらいまでヘタクソでしたが細々と、ピアノを習っていました。
その後楽器に触れるチャンスがなかなかなく、ただひたすらCDや演奏会を聴いていました。でもね、いつかまたピアノが弾けたら とずっとそう願ってました。
幸いなことに一年くらい前から、少しずつ弾いています。最初高校生の時と同じつもりで弾き始めたら、指や手が腫れあがり痛くなってしまった。手は仕事で大事なので、とても心配していたのですが、今は大丈夫。
ご縁があって写真の水村香苗さんに、熟女の手を傷めないピアノを教えてもらっています。 香苗さんは、プロのピアニストを教えるピアニストです。ニューイングランド音楽院、ジュリアード音楽院で学ぶという輝かしい経歴の方なのに、高校生の時でも大して弾けなかった私にも教えて下さるの。
香苗さんはとても美しい音楽を造る。私は音楽がずっと好きだったのですが、一つ一つの音の違い、どうしたら美しいフレーズになるか、音楽的とはどういう事か、表現したい音はどうしたら出来るのか、香苗さんに教えていただいて少しずつ分かりかけてきたように感じています。
香苗さんからのメッセージです。 ボストンの音楽学校に入学して間もなく、生まれて初めて教え始めたのが、ハーバード大学教授のお嬢さんたちでした。あの頃から何十年も経ってしまった今も教えています。上野の文化会館でリサイタルをする人から、美夏Dr.までレッスンしていますが、私の場合はその人の技術より、音楽に対する誠実さと謙虚さを持っている人(持つことのできる人)をより大切に思います。
連絡先はmizumura.k@gmail.com (香苗さんのウェブサイトの問い合わせのページは今使われていないので、gmailにお願いします)