レーザートーニング
Qヤグレーザーを、低出力で皮膚から10mm程度離してお顔全体に密に照射する治療です。iv
1.治療目的
1)難治性肝斑
2)毛穴や皮膚を引き締め、お顔全体のトーンを白くします
3)皮膚の質感改善
2.治療の下準備
肝斑がある場合には1か月以上前から、トラネキサム酸、ビタミンCの内服、ハイドロキノンの外用をします。肝斑がない場合は下準備の治療は不要です。
3.治療のスケジュール
照射は、大体月に1回です。
難治性肝斑には内服外用の前投薬の上最初は1週間に一回4-6回継続し、その後は月に1回程度メンテナンスをするというプログラムがあります。当院では、白抜けのリスクがあること、毎週施行するのはコストパーフォーマンスが悪いのでお薦めしていません。
4.治療経過
洗顔して、お顔全体に低出力でQヤグレーザーを照射します。大体10分足らずです。その後イオン導入をお薦めしています。
照射直後はお顔がややピンク色ですが、イオン導入でたいていの場合赤みが鎮まります。
その後お化粧してお帰りになれます。直後のデートも大丈夫!ヘルペスの出る人はお申し出ください。抗ヘルペス薬の併用をお薦めします