ウクライナ国立歌劇場 キエフ・オペラによるマノン・レスコーを昨日見に行きました。
華やかな舞台でした。
タイトルロールのマノンレスコーは、カテリーナ・ストラシチェンコさん。 最近のオペラ歌手は、過去の太った歌手というイメージが払拭され、見た目も素敵な方が多い。今回のカテリーナさんは、これまた細身で美形。若い学生(騎士)のデ・グリューがひと目ぼれしてしまうのも、納得できる雰囲気でした。 ちょっと世俗的な贅沢に気持ちをひかれつつ、それでもデ・グリューを恋するマノン。
騎士のデ・グリューはディミトロ・ポポフさん。 デ・グリューはずっとマノンを愛し続け、その結果アメリカの荒野をともにさすらい、マノンの死を迎えます。 うーん、女の子にとっては本当の騎士ですね。 ポポフさんのデ・グリューは、マノンを一途に愛する気持ちを、せつせつと力強く歌いあげます。
もう第4幕は、感動の嵐 舞台装置の照明もとても効果的でした。幕がおりましたら、感動のあまり観客の1/3は立って拍手(スタンディングオベーション)。 とても素敵なひと時でした。