ブログはどんどん話題が書ける時期と、ネタ切れなのか美夏Dr.の息が切れるのか、筆が止まってしまう時期が交互にやってきます。 書けないのも寂しくて、ちょっと周囲を見回してみたら、筑田Dr.の油絵が目にとまりました。
クリニックにおいでの方はご存じだと思います。 「憩い」と題したブロンズ像の上にかかっている画です。
オンシジウムの黄色がなにか蛍光色のように、光を放ちます。その花が飾られていて、たまたま10年も前でしたでしょうか、私の叔母が当時まだ比較的新しい品種だった甲斐路というぶどうを送ってくれました。その甲斐路の色彩を筑田Dr.が気に入り、画にしたものです。
油絵の具って結構高価なのだそうですが、薄めるのが面倒だとかで、レリーフなみに厚塗りしています。ただこの厚塗りの成果で彩度が高く、オンシジウムのちょっと妖しげな光が印象的です。
筑田Dr.の画は、結構根暗な画が多いのですが、この小品は静かな気品があるように思います。