フィドルとはWikipediaによれば、バイオリンの別称で、特にフォークミュージックや民俗音楽に使用されるものを指すのだそうだ。そういえば映画の「屋根の上のバイオリン弾き」は、Fiddler on the Roof でしたね。
スコットランドの北の方、犬のシェットランドシープドッグの名前の由来のシェットランド島の民族音楽を、4人のフィドラーとエレキギター、ベースと紅1点のピアノ&ハープの7人によるグループです。シェットランドの人は、バイキングとケルト人の末裔なんですって。
そうですね、インドのガムランをわたくしは思い出しましたが、あるパターンの旋律とリズムが通奏低音のように響くなか、ピアノやハープ、ギターなどが変奏によって変化をもたらし、ひとつの歌を作ってゆきます。本来は演奏会場で座って聞くものではなくて、ちょっとアルコールでも頂きながら、ダンスを踊って楽しむ音楽だと思います。
Dr.筑田は、「北欧の民族音楽ってみんなこういう感じだよね。日本でいえば盆踊りー。フェスティバルの音楽だね」なんて表現していました。北欧が第二の故郷の方ですから。
紅一点のカトリオーナ・マッケイさんが、Museなんです。ハープは普通のクラシックのハープとはちょっと形が違うような気がしました。はっきりと弾く音を響かせながら(ピチカート的に)、メロディアスに場を盛り上げておいででした。 ブラヴィー!!