モントリオール交響楽団(ケント・ナガノ)を聴いてきました

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 一昨日おなじみ武蔵野文化事業団主催のオケに行ってきました。

 プログラムの体裁はいつものごとくシンプルなものです。とても立派な姿勢だと思います。

それで曲目はベルリオーズの幻想交響曲、とワーグナー「楽劇 トリスタンとイゾルデより 前奏曲と愛の死」、ラヴェル「ボレロ」。

 美夏Dr.の好みは小編成で、ちょうどこのワーグナー、マーラー、ベルリオーズあたりをあまり聴いたことがありません。(その上相当疲労が蓄積していて、頭も朦朧として聞いていたので、不適切なことを書いたら申し訳ありません。)

 ベルリオーズは、題のごとく夢か幻か絵巻もののように曲目が流れ、美しい世界が広がってくるようでした。情熱の熱さ、舞踏会の動き、田園の鳥の声や風の響き、行進の音ーーー。

 演奏会でオーケストラを聴くと、それぞれの音がとても奥行きをもって有機的に響いてくるからとても楽しいですよね。ケントナガノさんという指揮者は、日系アメリカ人だそうですが、とてもきれいに優美に歌っていたと思いました。

 ラヴェルの「ボレロ」。通奏低音のように管と打楽器がずっと同じ音でリズムをとってますよね。あのターンタタタッタタタタタです。いやあ始まりから終わりまで、ずっとほとんど同じ音程で。つくづく音楽も大変だと思いました。それぞれのパートが代わる代わる旋律を歌って、楽しい曲です。金管のトロンボーンかな、吹いている間だけお顔が真っ赤で心配でした。

 近いことと価格が比較的リーズナブルなので、自分の好きなものだけではなくて、自分自身にとって新しい分野が聞けるので本当に嬉しい。この10年社会生活からも芸術からも遠ざかっていたので、演奏家たちもちょうど世代が代わり、それも楽しい。

 指揮者では、カルロス・クライバーやショルティがとっても好きでしたが、新しい世代でMy favorite conductors は誰がなるかしら?ちょっと楽しみです。

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