昨日6月5日武蔵野市民文化会館で、ダンタイソンのショパンを聴きました。
ダンタイソンは、1958年にハノイで生まれ現在カナダ在住のピアニスト。1980年にショパンコンクールで優勝。ショパンをメインに演奏しておられます。
プログラムは、ワルツ、ポロネーズ、マズルカ、ボレロ、タランテラ
一つ一つの音がとてもきれい。ピアノは大好きな楽器ですが、こんなに美しい音だったのだろうかって、まず思いました。そして旋律の響かせ方が、けっして派手ではないのに、とても印象的です。
この曲は、このように聴いてほしいんだと、ここが美しいのだと、控え目なのだけれど、コンセプトがはっきり伝わってくる。ショパンは、もちろんもともと美しい詩なのですが、新しいショパンを見つけたように感じました。