筑田Dr.は、お正月は毎日毎日デッサンに明け暮れていたそうです。
唐代の石像で 聖観音像が随分気に入って、上が元旦の作品、下が1月2日の作品ですって。
同じ像であっても随分形も雰囲気も違いますね。
それでは、筑田先生よろしくお願いします。
久々に絵を描いてみる事にし、聖観音像を対象にしました。
一日の間隔を置いて 同じものを描いているのですが、まるっきり表情が違って見えます。
表現力の不足は否めませんが、描いているときの感情の違い、その時の美への意識の違いなどによるものと思います。
同じ目で見ているつもりなのですが、カメラの目とは異なり、物を感情で見ていることが気づかされます。
描いている時は、空間の中で自分の線を模索しているのがわかり、迷い無く単純な線を一気に引くピカソ、感情を線に託すジャンセンなどのすごさを改めて思い知らされました。