睡眠不足は肥満の始まり
表題は「睡眠不足は肥満の始まり」
美夏Dr.としては「ストレスは肥満の始まり」という表題で、私のストレスを減らす方法や治療について書いて欲しかったのですが、睡眠不足のお話でした。みなさん美と健康のために、よくお休みくださいね!!それではDr.筑田のレポートをどうぞ
最近、肥満の原因として睡眠不足が問題であると多施設から報告され、注目されています。
研究報告では、8時間の睡眠をとる群とそれ以下の群で比較し、睡眠時間の少ない群はより体重が重いことがわかりました。また、4時間以下の睡眠不足群では73パーセント以上で肥満が認められました。睡眠とホルモンは密接に関係していますが、特に肥満との関連で知られているホルモンでは、ghrelinとleptinが在ります。
Ghrelinは空腹感を増強し、他方leptinは満腹感で食欲を抑制するように働きます。報告では5時間以下の睡眠不足群ではghrelinが15パーセント増加し、逆にleptinは15パーセント減少していたとされています。
すなわち、睡眠時間の短い人は空腹感を感じやすく、甘いものや、炭水化物を多く食べ肥満になりやすくなります。最近では子どもの肥満が問題視されていますが、睡眠不足の子どもが増えていることとも密接に関係しています。睡眠は時間の浪費ではなく、健康な身体のためにはとても大切なことを再認識することが重要です。
posted at 2006/11/02 18:20 | kojitomika |
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