春の新型インフルエンザは大騒ぎでしたね。それから一段落したかに見えた感染者数も、9月に入り再び増加しはじめています。
東京都内でも学級閉鎖の処置が増加し始め、武蔵野市医師会からの連絡によれば市内小中学校4校が学年または学級閉鎖、今後本格的な流行に向けて警戒が必要です。
予防はワクチン接種が最も効果的です。残念ながら新型インフルエンザワクチンは品薄です。一般の方が接種できるまでは来年にずれ込みそうです。
季節型インフルエンザのワクチン接種も品薄ですが可能で、早めに接種しておくのが良いと思います。
今後12月、1月には季節型インフルエンザも流行し始め、両方のインフルエンザに感染する可能性があり、その際は今まで以上に重症になるものと懸念されるからです。
その他、予防対策として、手洗い、人込みでのマスクの着用はある程度の効果しか期待できせん。 インフルエンザ感染症は早期の適切な治療が、重症化を軽減させます。
特に新型インフルエンザでは、急速な呼吸不全に陥る症例が多く、季節型インフルエンザより重症化しやすいため、できるだけ早期に医療機関へ相談する事をお勧めします。