マスクといえど、色々な種類があります。 ドラッグストアなどで販売されている不織布1枚で出来ている簡易マスクです。ずいぶん良いマスクがたくさん出ています。顔ときちんと密着しているところが優れものです。残念ながらフィルター機能は紙一枚ではちょっと弱いかしら? 形の上では2番目のサージカルマスクよりも、顔との間に隙間がないのにご注目を。
いわゆるサージカルマスク。不織布が何枚か重ねられて出来ています。鼻にフィットするようにワイヤーが上の部分についています。同じ形でひもで結ぶものもあり、そちらの方が密着度が高い 。
3層構造で、特殊フィルターが入っているため3μmまで捕集出来るんですって。
頬の部分、鼻の横、あごなどで隙間が出来ているような掛け方をしたら失格ですね。
美夏Dr.はこのところ朝起きるとのどが乾燥して調子が悪いので、このマスクをしたまま寝ています。あさ起きるときには鼻がマスクの外に出ちゃっていますけれど、のどの調子は乾燥から少し守られていて、風邪気味の時には良い。
これがN95という規格を通ったマスクで、ウイルスをあまり通さないとされています。このマスクは麻疹が流行っているという話で、この春から美夏クリニックで状況によって使用しているものです。N95っていうのは、USAの国立労働安全衛生研究所が(労働省みたいなところ?)作った基準で、0.3μm以上の微粒子を95%カットできるマスクです。
どこかの映画でも見られましたね。
N95のような高機能マスクではなくても、ウイルスを通過させてしまうフィルターのマスクであっても、なぜウイルス性の呼吸器感染症でも推奨されるのか、次回をお楽しみに。Dr.筑田に引き継ぎます。
少し本日のポイント。フィルター性能と密着性でマスクの機能は決まる。さて他の要素は何か?