美容鍼 No1. (Dr.筑田)
美夏Dr.は少々「気」が低下しているのか、筆(キーボード?)がすすみません。筑田Dr.が長い原稿を送ってくれました。そのまま掲載します。3部作の予定です。
医学と技術の進歩によって感染症をはじめ不治とされた疾患の多くも治療可能となり、この数十年の間に平均寿命は飛躍的に延びました。 また基本的生活レベルの向上とライフスタイルの変化などにより、生活習慣病、高齢化社会などが新たな問題となってきました。 このため社会的には予防医学が、また個人レベルでは、いかに質の高い実りある人生を(QOL)を送るかに関心が向いてきました。
老化予防(全身及び顔面)は生活習慣病予防とQOLとの関連で重要視され、老化現象のノメカニズム解明と治療研究に力が注がれ始めました。 老化を考えるとき、年月の時間的経過と身体的退行性変化及び神経活動を考慮する必要があります。
年月は全ての人に同じように過ぎてゆきます。 しかし、個々の肉体的退行性変性、精神活動の衰えには大きな差を認め、年齢を重ねるにしたがってその差は大きくなります。 身体の老化性変化には遺伝的要因や、生活習慣を含めた外的環境要因が関係します。
これは、加齢による退行性変性はコントロールできることを意味します。
古い時代、まともな医療の無い地域では、病気になっても治療を受けること無く死亡し、それを自然の成り行きと考えたでしょう。 現代では、病気には適切な治療が施されて当然と多くの方は考えます。 老化退行性変性について、最近すこしずつそのメカニズムが遺伝子レベル、細胞生物学的、そして薬理生理学的に研究されはじめ、抗加齢(アンチエイジング)医学として関心を集めるようになって来ました。 これらの研究結果から、老化も緩慢に進行する慢性疾患として捉えられ、その進行を予防し、治療しようとの考えが広がりつつあります。
かつて秦の始皇帝が不老不死の薬を求めたといわれていますが、現代においても、不死は無理として、不老長寿の薬あるいは治療を多くの人は望むのではないでしょうか。
中国伝統医術である鍼灸、漢方医療はかつて宋の時代、宮中で健康美容治療法として行われていましたが、安全で確かなその治療効果が科学的に立証再評価され、欧米では新しい治療術として医療現場に積極的に導入されています。 抗加齢医療では、この東洋医学的治療法と最新の西洋医学療法を統合させた、いわゆる統合医療が最も適切な治療法ではないでしようか。
繰り返しになりますが、加齢による退行性変性(全身及び顔面)は治療し、その進行を遅らせ予防可能です。 心身共に健康で若々しく美しさを保てるなら、それを望まない方はいるでしょうか。
当たり前のことですが、ただ望むだけで効果は手に入りません。 望ましい効果を手にするにはそれなりの努力が必要です。 それには医学的専門知識に基づいた健康教育指導と治療、継続的なスケジュール実行が必須です。
私どもの提供するアンチエイジング統合医療は、全身の健康と、顔面の若返り美容法として即効性、有効性、安全性の高い鍼治療を積極的に導入し、必要に応じて他の美容治療と組み合わせて施行しています。
私たちは個々の健康美を最大限に引き出し、皆様が健康と美のハーモニーを日々実感し、充実した人生を楽しめるようお手伝いさせて頂きます。
http://www.mika-clinic.com
筑田先生は青森出身の方で、どうも名古屋っ子の美夏Dr.とは、言葉の使い方が違うらしく分かりにくくて困ることがあります。たいていの場合少々手を加えさせていただいて、アップしています。
今回はあまりに力作で、手を加えると収拾がつかなくなりそうなので、原文をアップしました。いつもと文体がやや異なっているのにお気づきでしょうか?筑田Dr.の肉声だと思ってくださいね。
格調が高い力作でした。この項目続きます。明日をお楽しみに