変形性膝関節症に対する鍼治療のひとつに大腿四頭筋に対する通電療法があります。
変形性膝関節症の場合、痛みや炎症などで活動制限を徐々にきたしてくると膝の周囲の筋肉の衰えが生じやすく、特に太ももの筋肉が廃用性萎縮をおこしてきます。この結果、さらに膝に負担をかけ血流の悪化や炎症さらには、関節の変形をもたらすことがあります。
鍼治療では痛みだけではなく、膝を支える筋肉も治療します。
大腿直筋や内側広筋などに鍼を行い通電(パルス療法)します。この結果、 血行改善や筋力強化を図ります。鍼治療は、罹患初期の方から、進行してしまい痛みが強く活動制限を強いられている方、又すでに廃用性萎縮をきたしており運動療法が非常に困難である方まで幅広い適応があります。内臓に負担をかけないので治療対象の年齢を問わないのも魅力です。鍼治療中は筋の収縮する感覚はありますが痛みは伴いません。
治療はこんな感じです
以上、鍼灸師のKナースからのレポートでした。 鍼治療って、結局痛みを軽くするだけでしょって皆さま思っていませんでしたか?自分で筋トレしない、または出来ない人でも、鍼治療で筋肉強化ができるんですねえ。そういえば普通の鍼治療そのものもどちらかというと、「果報は寝て待て」的なところがありますけれど、この筋肉強化メニューは痛みの強いひとや歩くのが負担な方にはとてもよいプログラムだと思います。 それに、これって時々眼にするヒップアップやおなかの引き締めの通電装置ですよね。 そういえば、スタッフのなかでこっそり試してはヒップアップを試みている人がいましたねえ。アクシダームも同じ原理かな? 希望の人は、今ならスペシャル価格ですってよ。 お問い合わせは火木金曜日Kナースにして下さいね。