北京に行って来ました。No.2 Dr.筑田
美容鍼とアンチエイジング療法の広がり
7-8年前中国訪問時に中医学の書店を訪れたときには、美容鍼の本はそんなに見当たりませんでした。今回は大変種類が増えていて驚きました。
もともと鍼治療は、痛みや疾病の治療として中国では身近なものでした。また、身体の自然治癒力を大事にし、体の内側から健康を保つのに鍼治療が役に立つと実感されてきました。そして最近になって、老化を遅らせ、若々しさを保つ(アンチエイジング)ことが鍼治療で結果を出すことができると多くの人に認識されてきたのでしょう。
最近の中国は経済が発展し、富裕が増えて、アッパークラスでは生活にゆとりが出てきました。それで、美容に対する鍼治療のニーズが増え、書店の棚に美容鍼の書籍があふれているのでしょう。
西洋医学の世界でも、疾患の治療のみしていた時代がありました。今では予防と公衆衛生にも力が入れられているのと、丁度同じことが東洋医学の分野でも起こっているのですね。未病のうちに、身体の偏りを矯正するという考え方が、美容的なニーズを掘り起こしたといえるかもしれません。
私たちのクリニック(美夏クリニック http://www.mika-clinic.com )でも最近美容鍼灸の患者さんが増え、喜んでいただいています。
腰痛、肩こりで来院した方が、皮膚の状態が良くなっていく事に気づき、顔面の施術も希望されます。 ほとんどの方が、他の人から若く綺麗になっていくと指摘されるそうです。 また、形成手術を受けたのかと聞かれるまでの効果を得ている方も居られます。
肥満を気にしている方は、鍼治療に加え生活指導を行って、その方にあった健康体が得られるように指導しています。 今回は薬膳、美容鍼灸の書籍も沢山手に入れたため、更なる治療効果改善のため大いに勉強できそうです。
筑田先生、あのう美夏Dr.の減量計画は一体どこへ行ってしまったのでしょうか? 論より証拠で、眼に見える結果を出していただかないと、説得力がありません。 お願いしまーす。
Dr.筑田
「鍼を打たれるのは嫌だ、ビールやワインを飲む、甘いものは好き、メソの薬も痛そうで嫌だ。 それで一体何をしたら良いのですかね? 努力せずして甘い結果を望むことは出来ないと知っているでしょ?」
「だいたい、防風通聖散でおなかがごろごろすると言っていたから、防巳黄ぎ湯を飲みなさいって言ったでしょ!筋腫がどうとか言うから、桂枝ぶくりょう丸だって、出したでしょ。箱すら開けていない!!真面目にやってください。飲まないのみ薬は効かない。塗らない塗り薬だって効かない。しっているでしょ?」
posted at 2007/04/05 13:08 | kojitomika |
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