Cutera社のトータルスキンセラピーミーティングに出かけ、わたくしが探していたパウダーと出会いました。それは、マイカ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化鉄と群青だけで作られているビューティフルスキンというパウダーです。スキンキュア・ラボという新潟市の会社が作っている。
皮膚に塗る種々の成分は、皮膚をイライラと刺激します。装用感を良くするための界面活性剤はバリアを破綻し、少しずつ皮膚炎を起こしてゆきます。一つの化粧品の中に40種類もの化学物質が入っている。それを4種類も5種類も毎日塗っていたら、赤黒い皮膚になります。
頬に赤みがあって毛穴が広がっているお肌の方の多くは塗りすぎ、擦りすぎです。毛穴にファンデをトントンと詰め込めば、毛穴は拡大して黒ずんできます。お化粧品は、お顔を美しく見せるためのものです。お肌をきれいにするように設計されていません。
形成外科医は10年以上まえから宇津木龍一Dr.からシンプルなケアの必要性を、耳にタコが出来るほど聞いております。だから病気ではない健康な皮膚を拝見する形成外科医は、保湿しすぎない塗らないスキンケアは常識です。
私ども美夏クリニックのコンサルタント(経営コンサルタントなんだけれど)は薬学専門で化粧品を作って販売していた方です。パンフレットを見ながら、「いやあ、これを作ろうというメジャーな化粧品会社はありませんよ。如何に沢山混ぜ込んで、長い時間綺麗に見せるか、それ(だけ)が勝負と頑張っているんだから)、、
ビューティフルスキンのメイクアップ製品をおよそ一か月使いまして、とても良い感触でした。クリニックに常備することにしました。お化粧した顔も大事、でも素肌も大事。お化粧をしたお顔が綺麗でいられるように、刺激のないパウダーでベースメイクをなさることをお薦めします