究極の薬膳 玄米粥 (Kナースの薬膳No.3)
玄米は生命エネルギーを根幹から引き上げてくれる究極の食材、それをお粥にすると究極の薬膳だと思います。
玄米は食物繊維が多く白米の2~3倍多いといわれます。ですから便秘によいといわれるゆえんです。またビタミンB1 B2 Eが豊富なのでお肌に良いわけです。
ただし、玄米の胚芽の部分には残留農薬がたまりやすいといわれており出来れば無農薬を食べる方がおすすめです。
薬膳として玄米は「気」を補い体熱を発散し、咽の渇きを止めます。又イライラの防止になるそうです。経絡(東洋医学のエネルギーライン)としては肺、や脾経ですので、呼吸器系や消化器系・滋養に関与します。病気ではないけれど体力がなく、倦怠感がありつかれやすい方、顔色の冴えないかたなど回復の手助けになる食材です。
白米より消化はやや悪いのですが、最近は圧力鍋などの普及もありやわらかく炊けます。また薬膳的な考えでは、消化の良いさらに効果を高める食材や副菜とあわせることが大事なのです。元気になろうといって毎日同じ食材を同じ調理法で沢山召し上がるのはおすすめしません。薬膳とはあくまでもその日その日の体調によって、食材や調理法など工夫を凝らすべきなのだと思います。
さて、私のおすすめの玄米料理は玄米粥です。これは玄米を狐色になるまで弱火で炒って弱火で煮たものです。これがとってもおいしい。
炒った玄米の香ばしさとさらっとした重湯は最高においしいですよ。玄米1に対し水10ないし8ぐらいで好きなところまで煮詰めます。これは究極の回復食でもあります。薬膳の王様です。これを知らずして他の薬膳に走るなといいたくなるぐらいの一品です。食べたらわかりますよ。ぜひ
日本美容抗加齢医学会では、教育講演「美容医療に必要なサプリメントの知識2」という講義が行われました。
鉄や亜鉛などの微量元素やビタミンなどの不足に対して、治療として内服薬を処方することがあります。また、通販やドラッグストアで各種サプリメントとしても販売されています。
摂取する栄養をどのような形でとるかは議論があると思います。美夏クリニックでは、出来ればバランスの良いお食事から、まんべんなく取る方が良いと考え、錠剤でサプリやビタミン剤を処方することは滅多にありません。